クルマと洋服が物語るストーリー
私は普段、ファッション誌やアパレルブランドのキャンペーンなどでスタイリングを担当しています。スタイリングを考えるときには、服を着る方のストーリーをいつも組み立てます。衣食住は密接に結びついていますから、その人のバックグラウンドやライフスタイルを考えて、人となりが服ににじみ出るようにしたい。具体的なプロフィールがわからない場合でも、「この人はこういうふうに暮らしているのでは」と自分で妄想します(笑)。
豊富な色が選べるPASSO
PASSOはカラーバリエーションが豊富ですから、自分の生活感や考え方を反映させるのにぴったりな色を選んで、ファッションとあわせたコセイテキなコーディネートが楽しめそうです。クルマと洋服とライフスタイルを上手に結びつけるためのコツを、2種類のカラーを例にとってみてみましょう。
パッソの「ボディカラー」についてもっと詳しく



















クルマとファッションのカラーは
ワンポイントでさりげなく揃える
ファイアークォーツレッドメタリックのシックなカラーリングからは、郊外で家族と暮らす大人の身軽なオフスタイルが思い浮かびます。近所の図書館にふらっと出かけたり、友だちに会いに行ったり。ライトな気持ちで乗れるクルマなので、スタイリングもさっぱりしたものがいいでしょう。
服そのものの色をクルマと揃えてしまうと、クルマ側の色量に服が埋もれてしまいますから、赤は足元や手元のアイテムに少しだけ取り入れたほうがスマートです。女性の場合でしたら、ハイネックの白いカットソーに、キャメルのタイトなスカートや白のハイウエストのデニムパンツをあわせる。その上で、赤いポインテッドのエナメルバレエシューズをはいて、足元からさりげなく統一感を出すと、すっきりまとまるでしょう。クルマも靴も移動に使う大事な「足」ですしね。ネイルもボルドーで揃えると、ハンドルを握る手がより映えて素敵だと思います。




X “G Package” (2WD) 。
ボディカラーは
ファイアークォーツレッドメタリック<R67>。

フォーマル&ポップに楽しむ
MODAとファッション
ブラックマイカメタリック×ダークエメラルドマイカのMODAのたたずまいは、東京近郊の落ち着いた街に住んでいそうな、大人になったシティボーイ&シティガールを連想させます。フォーマルな服が映える色調なので、ビジネスとも相性がよさそうです。グレーやネイビーを基調にした落ち着いたトーンだけど、キャップをうしろにかぶったりしてヤンチャな着こなしもできるような、フォーマルさと遊び心をあわせもったコーディネートが似合うと思います。
ここでもやはり足元にビビッドな緑を使ったりすると全体が映えるはずです。白いシャツを着る場合なら、襟やカフスにグリーンが入っていてもいいですね。トップスは、グレンチェックのジャケットに、モスグリーンのタートルネックニットや、チャンピオンのワンポイントスウェット。ちょっと折り返したチノパンやデニムを履いて、レースアップのグリーンのシューズを履いたり。ネイビーのローファーに白の細いリブソックスを合わせてもいいでしょう。




MODA “G Package” (2WD) 。
ボディカラーのブラックマイカメタリック<X07>×
ダークエメラルドマイカ<G58>[XE3]は
メーカーオプション。
























